犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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現役トリマーが教える、犬に優しく技術にも自信があるトリミングサロンの選び方

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Jeanne's Dog Grooming

現在、私は地方でトリミングサロンを経営しています。

トリミングサロンを選ぶ基準は、近さや技術、値段など様々な視点から、一人ひとり重要視しているところが違うと思います。

その中でも、ここを見れば良いトリミングサロンと言えるポイントをご紹介していこうと思います。

 

最初にホームページを確認する:

ホームページは手軽に情報が入手でき、料金だけではなくお店の方針なども書いてあることが多いです。

トリマー主体の文章よりも、犬を中心に書いてあることが望ましいです。

 

また、気になるトリミングサロンがあった場合、電話を掛けてみて対応を確認してみてもいいでしょう。

電話対応が悪いお店は、当然犬への扱い方も悪いと考えたほうが良いです。

 

トリミング室が見えないトリミングサロンは危険:

トリミングの作業を行っているトリミング室ですが、トリミング室はガラス張りが絶対条件です。

作業をしているトリミング室を、お客さんから見えないようにしているトリミングサロンは、裏で犬に何をしているか分かりません。

 

犬の扱いや、技術に不安のあるトリミミングサロンの可能性が高いので、トリミング室はガラス張りで作業工程が見えるトリミングサロンにしましょう。

 

お店はキレイに保たれているか:

お店が汚いトリミングサロンが犬の対応にしろ、カットの技術にしろ優れているわけがありません。

はじめて行くお店が近くにある場合、一度外からトリミングサロンを確認してみてもいいでしょう。

 

得意な犬種が分かれば確認する:

人によって得意不得意のカットというのは存在しますが、基本的にプードルのカットが得意な人は、どんな犬種を切っても上手い傾向にあります。

プードルはトリミングサロンのお客さんで一番多い犬種であり、シャンプーやブロー(乾かすこと)がキレイにできないと、カットがキレイになることは絶対にありません。

 

看板犬がプードルのトリミングサロンはオススメ:

看板犬としてプードルを飼っているトリミングサロンは、トリマーの意識が高い証拠です。

なぜなら、プードルは手入れが必要で、他の犬種より手間も掛かる犬種にも関わらず、プードルを飼うということは、カットの練習をするために飼っている可能性が非常に高いからです。

 

プードルが看板犬のお店は、お店の顔ですから、当然カットも非常にこだわりのあるカットをしている可能性が高いです。

お店のホームページやブログなどには看板犬が載っているので、チェックをしてみましょう。

 

予約が取りにくいトリミングサロンを選ぶ:

予約が取りにくいということは、当然ファンが多いということです。

お客様は正直なので、少しでも気になる点があるお店にはいかないものです。

 

お散歩友達の飼い主さんがいる場合は、色々な人に情報を確認してもいいでしょう。

話を聞くと、プードルのカットはキレイだけどシーズーはイマイチなんて情報もあるかもしれません。

 

料金が相場より安いトリミングサロンは注意:

料金が安ければ飼い主さんにとっては嬉しいかもしれませんが、安くしなければいけない理由が必ずあります。

技術や接客が素晴らしくて値段が安いなんてことはあまりないです。

 

特に周辺のトリミングサロンより相場が安い場合、お客さんが集まらずに値段を下げて集客をしている可能性があります。

カットにこだわりたい場合、犬に優しく扱うことを希望する場合は、少し相場より高いお店に行くことをオススメします。

値段はサービスをあらわす目安になります。

 

トリミング後に異常が無かったか報告するか:

トリマーはトリミング中に犬の全身を自然とチェックするようしているので、皮膚の状態等体の異常があれば飼い主さんに全て報告するようにしています。

フケや怪我があれば飼い主さんに伝える事がトリミングサロンを選ぶ上で大事なことだと思います。

 

自分の意見を通してくるトリマーは避けよう:

カットの希望を伝えても、飼い主さんの意見を否定して、自分の得意なカットの方向へ持っていくトリマーもいるようです。

そういうトリマーは、自分の形が出来上がってしまって、色々なカットをする技術が不足している可能性が高いです。

 

もちろん、毛質や毛量によっては、飼い主さんの希望が難しいこともあるかもしれませんが、その場合は似合いそうなカットを提案してくれるトリマーが理想的です。

自我が強いトリマーは犬への当たりも強い可能性が高いので、避けたほうが無難です。

 

爪や足裏の毛がしっかり切れてるか確認してみましょう:

爪切りや足の裏の毛を刈るのは基本中の基本です。それが出来ていないということは、他の作業もどこか必ず雑になっている可能性が高く、信頼できるトリマーとは言えません。

どんな職業でも一緒だと思いますが、基本が一番大事です。

 

犬に声がけしているトリマーが理想的:

犬が嫌がって動いたときに、何かしら犬に声を掛けてあげるトリマーは犬に優しく接している可能性が高く、理想的なトリマーとも言えます。

そういうトリマーは作業も丁寧で、仕上がりも綺麗な場合が多いです。

 

Me and Puppy went to the beauty salon today...😄😄😄

最後に:

飼い主さんにとって、終始トリミングの作業を見ているわけにもいかないので、ポイントを絞って見てみると、そのトリミングサロンが良いトリミングサロンか、悪いトリミングサロンかが分かります。

是非、上記に挙げた選び方のポイントを参考にしてみてください。

以上、現役トリマーが教える、犬に優しく技術にも自信があるトリミングサロンの選び方でした。

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