犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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犬のあくび、実はストレスサインかも?犬がストレスを感じた時にする行動教えます。

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Yawning #dog


犬はストレスに無縁と思われがちですが、実は色々なストレスを抱えてながら生活しています。

犬がストレスを感じてする行動をストレスサインといい、ストレスサインを知ることで犬の気持ちが少しだけ分かるようになると思います。

犬は言葉が話せないので、行動や仕草、表情で気持ちを感じてあげることが大事です。

犬のあくび、実はストレスだったかも:

眠い時だけするのがあくびだと思われがちですが、犬にとってはもう一つ意味があり、ストレスを感じた時のストレスであくびをすると言われています。

あくびをする理由としては、あくびをすることで、自分を落ち着かせるという意味があります。

 

ストレスを表す行動一覧:

あくび:

あくびには実は眠いだけではなく、自分の気持を落ち着かせる意味合いがあり、知らない相手から触られた時にはストレスが掛かっており、自分を落ち着かせる為にあくびをします。

また、あくびをして自分を他の犬と喧嘩になりそうな時、あくびをすることで、自分を落ち着かせるのと同時に、相手を落ち着かせる効果もあるのです。

トリミング時にも頻繁にあくびをする犬もこのようなことからあくびをしています。

 

しっぽを追いかけ回す:

自分の尻尾を追っかけたり噛んだりしている犬も、実はストレスサインの一つです。

子犬の場合は興味本位で遊んでいる場合が多いですが、成犬の場合はほぼストレスサインで、自分のしっぽを噛むのが悪化すると、しっぽを傷つけたり噛みちぎる位噛んでしまう場合があるので注意が必要です。

この行動を怒ってしまうと、余計にストレスを感じ行動が悪化してしまうので、ストレス発散の方法を考えてあげましょう。

しっぽを追いかけ回す行動は、特に日本犬の柴が多く見られる行動です。

 

体を舐めたり噛み続ける:

体を舐めることは犬ならありえることですが、極端に舐めたり噛み続けている場合はストレスサインの一つです。

特に足先を舐める犬が多く、舐めすぎて赤くなったり、脱毛していることもあり、このストレスサインも怒らないようにしましょう。

寒くないのにブルブル震えている:

寒さだけではなく、ストレスを感じている時に体が震えます。動物病院やトリミングサロン等、犬が嫌いな場所でも体が反応をして震える犬は結構います。

また、犬が嫌いな場合、ドッグランで体を震わせている犬もいるので、場所や苦手なものに対して震えるので、優しく声をかけてあげたり、抱っこをしてあげるなどしてストレスを抱えすぎないようにしてあげましょう。

同じ行動をずっと行っている:

動物園のゴリラやチンパンジーなどにもよく見られる光景で、檻の前で行ったり来たりを繰り返しずっと動いているのを見たことがあると思います。

犬も一緒で、ドアの前をいったりきたりを繰り返すなど、同じ行動を撮り続けている場合も、ストレスを感じている場合が多いです。

この行動をとっている場合は、運動量が足りていないことが多いので、散歩の時間を増やすなどしてあげて、ストレスから開放してあげましょう。

ウンチが緩くなる:

動物病院やトリミングサロンなど、極度のストレスが短時間に掛かった場合、すぐにウンチが緩くなる犬もいます。

本当に短時間でもウンチが緩くなる犬もいるので、なるべく楽しい場所との認識を植え付けさせるために、オヤツなどをその場所であげると効果的です。出来れば、最初と最後にあげるといいでしょう。

暑くもないのにハァハァしだす:

暑くもない時にハァハァするのはストレスの一つです。

一節によると、緊張で体温が上がり、体温を下げる為にハァハァをするので、緊張=ストレスサインということになるみたいです。

ストレスの原因を知ろう:

ストレスの原因となるものは様々あり、それを特定するのが簡単なものもあれば、難しいものもあり、1つずつ潰していくことが大事です。

運動の量が足りているか:

運動量が少ないとストレスを感じる犬が多く、特に運動量が多い猟犬や牧羊犬などの犬種的に豊富な運動量が必要な犬に、運動を十分にさせれられいなかった場合、ストレスを感じることがあります。

飼育環境は適切か:

暑さや寒さに弱い犬が、適切な温度で飼育されていない場合、ストレスを感じることがあります。

外飼いの犬でも、あまりに暑い場合は、日陰を作って風通しがいい環境にしてあげたり、その期間だけは室内に入れてあげることも大事でしょう。

また、犬が主に過ごす場所が騒音だったり、明るすぎる場所の場合も同様のストレスを感じることもあるので、いま一度飼育環境をチェックしてあげましょう。

食事の量は足りているか:

食事の量が少ないと、精神的にもストレスを感じるほか、痩せてしまうので、身体的にもあまり良い影響を与えません。

痩せすぎず、太らせすぎずの適切な食事量が大切です。

飼主と犬との触れ合いも大事:

もっとも大事な項目かもしれません。

飼主と犬の信頼関係はとても大事で、普段から触れ合うことで、お互いの信頼関係を構築し、精神的にも安定もしてくることでしょう。

ストレスに慣れさせることも大事:

ストレスを感じるものに慣れさせることも大事であり、ストレスから全部遠ざけてしまうと、全てのものに弱い犬になってしまいます。

遠ざけた方がいいストレスと、遠ざけない方がいいストレスがあるので、飼い主さんがしっかりと見極め、遠ざけるのか慣れさせるのかを決めてあげましょう。

  

例えば、小さい頃から犬が苦手の犬を慣れさせる場合、最初から大型犬で慣れさせるのではなく、小型犬の性格が大人しいチワワなどからはじめて上げることが大事です。

最初から大型犬で慣らそうとしたら、二度と犬のことを好きになれなくなってしまうかもしれません。

ストレスを徐々に慣れさせてあげることも、飼い主さんの大きな使命です。

*Yawn*

最後に:

意外と飼主が気づかないだけで、犬がストレスを抱えている時の行動を目にしたことがあるかと思います。

犬のストレスを感じていることが分かれば、そのストレスの原因が取り除けるものなら、取り除いてあげて、取り除けないものならば、そのストレスに慣らしてあげることが大事です。

以上、犬のあくび、実はストレスサインかも?犬がストレスを感じた時にする行動教えます。でした。

 

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