犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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信頼できるペットショップの選び方と子犬の選ぶ時に絶対に見るべき13個のポイント!

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Dog

犬を飼うときは知識0から飼い始める方が多いと思います。選ぶ基準は可愛さ、値段辺りが一番多いと思いますが、本当はそれだけではない、いろいろなポイントがあります。

元ペットショップ店員として、数千頭は子犬を見てきた私が、子犬を選ぶポイントを解説します。 

 

 

子犬選びは信頼できるペットショップ選びで決まる:

犬を選ぶことよりも大事なことは、信頼できるペットショップを探すことです。

しっかりとしたペットショップならば、子犬の選び方もしっかりと異常がないかを、見極めてる可能性が高いからです。

 

多くのペットショップを巡るのも一つの手ですが、優良なペットショップで自分の好みを探すことのほうが、リスクが少なくより安心して子犬を選ぶことができます。

飼いたい犬種を指定しておけば、連絡をくれるお店もありますし、焦らないほうが結果として運命の子に巡り合う確率も高くなります。

まずは、優良なペットショップの選び方について解説していきます。

 

ペットショップの店内の臭いと清潔さ:

店内が臭いがないかどうかで、ペットショップの質が大きくわかります。

臭いがあるペットショップは、店内の掃除が出来てないので、店に入って臭い場合はすぐに帰ってもいいレベルです。

 

最近は犬や猫の臭いが少ないペットショップも増えてきていますが、それでも汚く臭いペットショップというのは存在します。

店内が清潔でなければ、子犬がいるバックヤードは当然掃除が行き届いてる訳がありません。

子犬が病気などにかかるリスクは必然的に高くなるので、絶対にオススメしません。

 

スタッフの身だしなみをチェック:

基本中の基本である、スタッフの身だしなみがしっかりと小奇麗なペットショップは、接客にしろ子犬の管理にしろ高いレベルであることが高いです。

身だしなみという、基本が出来ていないペットショップは、子犬の管理にしろ、接客にしろ低レベルなお店が多いです。

お客さんが来店しているにも関わらず、スタッフ同士の会話をやめなかったり、見てみぬふりをするペットショップもレベルが低いペットショップです。

 

スタッフに質問をしても的確な返答がある:

ペットショップのスタッフはバイトである確率が高く、質問をしても抽象的な答えしか返ってこない場合は注意が必要です。

犬に関する知識が薄く、子犬が病気になっているのに気づかなかったりするケースもあります。

しっかりと知識があるペットショップだと、知識も豊富で1質問したら10返ってくる位の知識が当然あり、その道のプロフェッショナルという自負を持っています。

 

保証が手厚いかどうか:

ペットショップには大抵子犬に関して保証が付いていることが多く、その中でも特に保証が手厚いペットショップは、それだけ良質な子犬を販売している確率が高く、同時にスタッフの質も高い傾向にあります。

例えば、生体の12ヶ月の生体保証や1ヶ月の医療保険代が無料などがあるペットショップは良質なペットショップと言えるでしょう。

 

欠点をしっかり説明するか:

欠点とは、本来の標準的な姿ではなく、デベソだったり受け口があったりすることを言います。

欠点の犬は想像しているよりも多く、例えば、シーズーの場合デベソではない子犬の方が少ない位デベソの子犬は多く、珍しくはない欠点も存在します。

 

ただ、デベソは臍ヘルニアとも呼ばれ、将来的に悪化をすると手術が必要になる場合もあります。

そのような欠点のリスクをしっかり説明してくれてるペットショップは優良なペットショップですが、そういうリスクを黙っているペットショップもあり、黙っているペットショップは質の低いペットショップになります。

 

子犬の選び方:

この記事を見られている方は、ここからが本番になってくると思います。

同じ犬でも犬種によって本当に同じ犬かと思うくらい違いが出てきます。

 

小型犬か大型犬でも全く違う生き物と思えるくらい違いますし、トイプードルとパグだと性格も手入れの仕方も全然違ってきます。

自分の生活環境にあった犬種を選ぶことが、よりよいペットライフを過ごせる秘訣になります。

 

肉球、鼻の色、目の縁は黒色か:

この黒色というのが意外と重要なポイントになります。

なぜ黒色のほうがいいかというと、紫外線を通しにくく、肌をしっかりと守ってくれる効果があるからです。

この色素が薄いと皮膚ガンなどになるリスクが高くなってしまうからです。

 

皮膚の状態を確かめる:

手入れが行き届いていないと、皮膚にフケが多く出ている場合、カビなどの皮膚病の可能性もあります。スタッフに病気などはないか聞いてみた方が良いです。

ただ、フケ=病気ではなく、ストレスなどの様々な原因からくるものもあります。

フケについては原因など書いた記事がありますので、興味がある方は合わせて読んでみてください。

 関連記事>>>犬のフケの原因は、単なる乾燥肌からカビやダニ等の病気による体の防御反応の一つかもしれません

 

ヘルニアがあるかどうか:

しっかりと欠点を説明するペットショップは良質なペットショップと説明をしましたが、欠点を説明しないペットショップもあるので事前の知識が大事です。

特に、臍ヘルニア(デベソ)、鼠径ヘルニアが多く、臍ヘルニアは抱っこしてみてお腹の部分を見ればポコっと膨らんでいるので分かりやすいですが、鼠径ヘルニアは内股にポコッと膨らんでいる部分が鼠径ヘルニアになってきます。

 

手術をすれば治る病気なのですが、そういったリスクも把握しておいたほうが後悔が少なく済むはずです。

 

超小型犬は泉門を確認する:

チワワやヨークシャーテリアなどの超小型犬は、頭蓋骨のてっぺんが塞がりきらない場合があります。これを泉門(ペコ)といい、成長と共に大抵は塞がってきますが、中には塞がらない犬もいるので、頭などに衝撃を与えないようにすることが必要になってきます。

 

歩き方を確認する:

子犬の頃に歩くのが明らかに不自然な場合、先天性の異常の可能性も考えられます。抱っこだけではなく、絶対に歩いている状態も確認してみましょう。

 

関節を確認する:

プードルに多い症状ですが、後ろ足を持って上下させると、膝が外れやすい子犬がいる場合があります。

子犬の頃から膝が外れやすいと、大人になっても膝が外れやすい可能性があります。

ただ、ずっと外れやすいかというとそういうわけでもなく、筋力がつけば正常になる犬もいます。

 

ダックスフンドやシュナウザーなどガッチリとした犬種は少ないですが、トイプードル、チワワ、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなどの超小型犬はチェックをしておきましょう。

 

月齢が経っている子犬の方が飼いやすい:

ペットショップで値段が下がる大きな理由としては、月齢が経ってしまっているということが挙げられます。

値段が下がると、イメージとしては質が悪いとかネガティブなイメージがありますが、子犬に関しては月齢が経っている方が実は飼いやすいです。

 

月齢が浅い子犬ほど、体調が急変するリスクも高く、ふやかしたフードを3回程度あげないといけないので、1人でお留守番できる時間がとても短いからです。

仕事をしていると、途中で抜けだしてフードを与えに行くなんてことは中々出来ません。

しかし、月齢が経っていると、体調も安定しているので、お留守番する時間が長くなり、月齢が経っていない子犬よりは手がかかりません。

 

オスとメスの違い:

オスとメスは同じ犬種でも性格や生理現象も違うことを理解しておくことが望ましいです。

犬ならなんでも同じという認識の方は、飼ってから後悔する確率が大きいので、一度オスとメスの違いについて確認をしておきましょう。

 

オスとメスの簡単な見分け方!性別で分かる性格差やライフスタイルの違い 」ではオスとメスの違いについて詳しく書いた記事になっているので、オスとメスのどちらを飼いたいかが決まってない人は参考にしてみてくださいね。

 

Dog 

最後に: 

信頼できるペットショップを見つければ、子犬の欠点などもしっかり教えてくれますし、安心して子犬選びが出来ると思います。子犬の選び方は、信頼できるペットショップの選び方とイコールだと私は考えています。

以上、【永久保存版】元ペットショップ店員が教える、子犬の選ぶ時に絶対に見るべき12個のポイント!でした。

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