犬猫生活

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元ペットショップ店員で今はトリミングサロン経営。愛玩動物飼養管理士1級保有のトリマーが犬猫のこと書きます。

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小型犬は小粒のドッグフードでなきゃダメ?粒の大きさ選び方についての誤解

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Dog food

小型犬だから小粒のドッグフードじゃなきゃダメ!と考えている飼い主さんは意外と多いです。

しかし、小型犬だからといって小粒のドッグフードでなくても問題ないんです。

そんな小型犬のドッグフード選び方について、初心者の飼い主さんにも分かりやすく解説していきます。

 

 

小型犬のドッグフードは小粒でなくても平気:

結論から言うと、小型犬だからだから小粒でなくても問題ありません。

小型犬でも中粒のドッグフードでも噛み砕いて上手に食べるるので、小型犬だから小粒にしなくても平気なんです。

 

うちの子はチワワだから小粒タイプじゃないといけない」と言われる方がいますが、チワワででも中粒のフードを食べている子もいるので、小型犬だからといって小粒のドッグフードでなくても大丈夫です。

 

小粒のドッグフードを上げる多くの理由は、「体や口が小さいから大きなドッグフードは食べられない」という思い込みで、小粒のドッグフードを選んでいる飼い主さんが多いようです。

 

小型犬だから小粒タイプのドッグフード与えることは、優しさののつもりが逆にデメリットになる場合もあるので、愛犬の特徴に合わせた粒の大きさのドッグフードを選んであげることが大事です。

 

粒の大きさより飲み込んでしまうことが怖い:

小粒タイプのドッグフードの場合、粒が小さいので噛まないで飲み込むようになることがあります。

 

飲み込んでしまうと、ドッグフードを喉につまらせ吐き出してしまったり、消化の時間が余計に掛かってしまって、内臓を無駄に働かせてしまっている状況を作っています。

 

理想的な食べ方は、小さくても大きくても、ドッグフードをよく噛んで飲み込むと、消化までの時間が短縮され、無駄に内蔵を働かせずに済むのでオススメです。

 

小粒ドッグフードのメリット:

一つ注意をしなければいけないのは、小型犬でも中粒や大粒のドッグフードを早食いで飲み込んで食べてしまう犬の場合は、喉に詰まらせて吐き出したり、呼吸困難になって危険な場合もあるので、そういった犬に対しては小粒タイプのドッグフードをオススメしています。

 

そこまで無理をして中粒を与える必要は当然無いので、なるべくストレスの掛からないようにあげて下さい。

   

ドッグフードを早食いで飲み込んでしまう場合:

小粒でも中粒でもドッグフードを飲み込んでしまう場合、喉にドッグフードをつまらせて吐いてしまうことがあります。

丸呑みの原因は「早食い」のことが多いので、早食いを防止してあげると吐かなくなるので、早食い対策をしてみてください。

 

早食い対策は、「犬が頻繁に吐く原因はドッグフードかも?吐く原因と対策は簡単にできます」に書いているので、参考にしてみてくださいね。 

中粒くらいの大きさのドッグフードを選んであげると、噛み砕いて食べることもあるので、小粒だからイイ、中粒だからダメなのではなく、愛犬に合った粒の大きさを選んであげることが大事です。

 

大型犬は小粒の方がいい場合もある:

大型犬の場合、口や喉も大きいのでドッグフードを噛まずに飲み込んでしまうことが非常に多く、中粒や大粒のドッグフードの場合は消化に時間が掛かってしまいます。

 

どんなドッグフードも飲み込んでしまう場合は、小粒タイプのドッグフードを与えてあげた方が、消化が早くなり内蔵を無駄に働かせないようにすることができます。

粒が大きいと消化する時間が掛かってしまい、長時間内臓の中にあるということはあまり望ましいことではありません。

 出来る限り体の負担を減らしてあげることが大事です。

 

粒の大きさよりもドッグフードの質で選ぶ:

今与えてるドッグフードに穀物が入っていませんか?

粒の大きさより大事なのは、ドッグフードの質が高いことがドッグフード選びの絶対条件です。

 

犬は「穀物」の消化が苦手な生き物なので、穀物が入ったドッグフードを与えていると、食いつきが悪くなったり、涙やけなどアレルギーの原因になってしまうことがあります。

 

穀物が一切入っていないグレインフリーのドッグフードを選んであげることで、食いつきが良くなったり、涙やけなどのアレルギーが改善されるかもしれません。

グレインフリードッグフードの中でも、最強コスパのドッグフードをランキングでご紹介しているので、ドッグフード選びの参考にしてみてくださいね。

関連記事>>>最強コスパ!市販グレインフリードッグフードおすすめランキング!

 

Dogfood

まとめ:

小型犬だからといって小粒のドッグフードでも特に問題はなく、飲み込んでしまう場合は逆に中粒や大粒のドッグフードを与えてあげるのも手です。

ただ、大きいドッグフードでも丸呑みして食べてしまう犬に関しては、小粒のドッグフードに切り替えてあげたり、早食い防止の食器を使うようにしてあげましょう。

 

噛まないとドッグフードの消化が遅くなってしまうので、体に負担がかかってしまいます。

なるべく負担を掛けないドッグフード選びをしてみて下さい。 

 

食いつきや涙やけなどのアレルギーが気になる飼い主さんは、ドッグフードに穀物が入っていませんか?

穀物は犬にとって消化が苦手な原材料なので、穀物不使用のグレインフリーのドッグフードに切り替えることで改善するかもしれません。

次の記事では最強コスパのグレインフリードッグフードランキングをご紹介しているので、ドッグフード選びの参考にしてみてくださいね。

次の記事>>>最強コスパ!市販グレインフリードッグフードおすすめランキン

 

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