愛犬の偏食の原因と対策!食べムラはドッグフード変えて治そう
犬がドッグフードを食べずにオヤツばかり食べて偏食気味で困っていませんか?
実は、その偏食はドッグフードが原因かもしれません。
愛犬の偏食の原因を知って対策をしていきましょう1
- 愛犬の偏食はドッグフードの原材料が原因かもしれない:
- 犬にとっては穀物は消化しにくい原材料:
- 偏食の解決策のグレインフリードッグフードとは?:
- オススメのグレインフリードッグフードについて:
- チワワやトイプードルに偏食が多い:
- ドッグフード以外の食べなくなる原因:
- 食べなくなる原因:
- 犬も猫も想像しているより一枚上手:
- 選り好みする犬になってしまったら:
- 選り好みをさせないようにする対策:
愛犬の偏食はドッグフードの原材料が原因かもしれない:
犬の偏食はドッグフードが原因のことが非常に多いです。
今与えているドッグフードの原材料を見てみると、トウモロコシや小麦粉などの穀物が使用されていませんか?
使用されている場合、ドッグフードを変えるだけで偏食が治って、ドッグフードをしっかり食べるようになるかもしれません。
犬にとっては穀物は消化しにくい原材料:
犬にとっては、トウモロコシや小麦粉などの穀物は消化がしにくい原材料です。
そのため、ドッグフードに穀物が入っていると、犬は本能的に食べなるなることがあります。
そのため、グレインフリードッグフードを選んであげることで、偏食を治すことが出来るかもしれません。
偏食の解決策のグレインフリードッグフードとは?:
グレインフリードッグフードとは、穀物を使用していないドッグフードのことです。
犬にとって消化が苦手なドッグフードを使用していないことで、犬は本能的に穀物の入っていないドッグフードを好んで食べる傾向があります。
そのため、今まで偏食気味であまりドッグフードを食べなかった犬が、グレインフリードッグフードに切り換えた瞬間にバクバク食べるようになったケースは少なくありません。
オススメのグレインフリードッグフードについて:
グレインフリードッグフードも最近非常に種類が増えてきていて、どれを選んだら良いのか分かりにくいです。
現役トリマーで愛玩動物飼養管理士一級の私がオススメする、市販のドッグフードでコスパ最強のグレインフリードッグフードをランキングを関連記事で紹介しています。
偏食対策のドッグフード選びの参考になれば嬉しいです。
関連記事>>>最強コスパ!市販グレインフリードッグフードおすすめランキング!
チワワやトイプードルに偏食が多い:
偏食は大型犬よりも小型犬に多く、小型犬の中でもチワワやトイプードルなどの小さい犬種が偏食が多いです。
小型犬の場合、体力も大型犬ほどないので、やはりドッグフードを食べてもらうようにした方がいいです。
そのため、小型犬でドッグフードをあまり食べない犬ほど、グレインフリードッグフードを試してみることをオススメします。
ドッグフード以外の食べなくなる原因:
今まで美味しそうに食べていたドッグフードを突然食べなくなるという経験ありませんか?
突然食べなくなるのは一概にこれということは断定は出来ませんが、いくつかフードを食べなくなる原因を知っておくことをオススメします。
食べなくなる原因:
単純に飽きた
飽きると食べなくなることがありますが、食べなくなったから違うドッグフードに切り替えると、新しいドッグフードに飽きたらまた食べなくなってしまいます。
食べなかったら次にもっと美味しいものが出てくると学習をして、要求がドンドンエスカレートしていくことになってしまいます。
繰り返しになってしまうので、質の高いドッグフードを与えている場合、なるべく切り換えないようにすることも必要です。
もちろん、質の悪いドッグフードを与えているなら、グレインフリードッグフードなどの質の高いドッグフードに切り換えたほうが良いです。
お腹いっぱい
家族の誰かがオヤツを隠れて与えたりしていませんか?
意外と多いのが、おじいちゃんやおばあちゃんがコッソリ愛犬にオヤツを与えているということです。
オヤツでお腹いっぱいになっていたら、ドッグフードを食べなくなってしまいます。
体調が悪い
犬は私たちが想像しているよりも、自分の体の状態を把握しています。
そのため、少し体調が悪いと思ったら、自分の意志でドッグフードを食べないで、内臓を休ませて体調を整えようとすることもあります。
食べないからと言って慌てて何か食べさせようとするのではなく、犬の状態を見て判断してあげましょう。
犬も猫も想像しているより一枚上手:
食べないからという理由で、他の美味しいフードや缶詰を与えてしまうと、待てば美味しいものが出てくると学習してしまいます。そうすると、選り好みが激しくなってしまい、結果として飽きっぽい犬猫が出来てしまうわけです。
特に超小型犬のプードルやチワワ、猫などは特に偏食が激しく、小さい頃から気をつけてあげないと、缶詰しか食べない犬猫になってしまう可能性があります。
選り好みする犬になってしまったら:
待てば美味しいものが出てくると学習した犬猫は、おやつしか食べなかったり、缶詰じゃないと口すらつけなくなってしまい、栄養素が偏っているため、健康面に深刻なリスクになってしまう場合もあります。
缶詰自体もドライフードに比べ、単価も高く経済的にも負担が大きくなってしまいます。
また、缶詰や柔らかいフードは、ドライフードより食付きがいいため、選り好みする犬猫でも比較的好まれるフードの種類ですが、柔らかいと歯石が付きやすく、しっかりとケアをしないと年をとってから歯が無くなってしまうので気をつけましょう。
過去の記事でも、オススメのフードの種類を書いたので、良かったら見てみて下さい。
関連記事>>>犬のフードでドライフード、セミモイストフード、ウェットフード何がオススメ?
選り好みをさせないようにする対策:
小さい頃からのしつけが大事:
小さい頃から食べムラがある犬猫でも、飼い主さんが可哀想だから、心配だからと言って、違うフードや缶詰を与えてあげるのは愛犬愛猫のためにもやめましょう。
入院をした時になんでも食べる犬猫の方が回復も早く、余計なストレスもかからずにすみます。
ドライフードを与える:
小さい頃からドライフードを中心にあげるようにして、缶詰やセミモイストタイプ(半生)フードは避けておいたほうがいいです。
これらは、香りが強いので嗜好性が高く、ドライフードより好んで食べる犬猫が多いからです。
食べなくなっても飼い主さんが我慢する:
急に食べなくなっても、すぐに他のフードに切り替えるのではなく、食べないならすぐに器を下げて、食べれない環境を作ってあげることも大切です。
フードを置きっぱなしにしていると、いつでも食べれるという意識が出てきてしまい、フードをだしてもすぐに食べないといったこともあります。
下げて数時間後にあげてそれでもダメならまたすぐに下げるようにしましょう。
一週間は食べなくても大丈夫:
犬猫はフードを食べなくても3日は生きていけるので、1日食べないくらいで心配する必要はあまりないと言えます。ただし、必ずお水は飲めるようにしてあげましょう。
体調が良ければ最大で一週間位様子を見てみましょう。2,3日もすればお腹を空かせ大抵は食べるようになるこも少なくありません。
ただ、食べない間、下痢になったり、フラフラしたりする場合は、何か食べさしてあげることのほうが大切です。低血糖にならないように、少し砂糖などの糖分をあげてもいいと思います。
定期的にファスティング(プチ断食)してあげる:
人間でも一時期流行ったファスティング(プチ断食)ですが、半日から3日程度なにも食べない状態を作ってあげ、内臓を休ませてあげることで、毒素や老廃物を体の外へ出し、体のバランスを正常な状態へ持っていくことが出来ます。
ダイエット効果もあり、内蔵も休ませることができるので一石二鳥の効果が期待でき、更に、食べムラや選り好みを少なくさせることも期待できます。
それでも食べない場合:
グレインフリードッグフードに切り換えても食べなかった場合、お湯でふやかして匂いを強くさせてみましょう。
匂いが強くなると食べるようになる確率も上がります。
空腹だと嘔吐することもある:
犬猫は人間に比べ嘔吐しやすく、空腹の時によく嘔吐する犬猫はとても多いです。通常の黄色や透明の胃液の場合はそんな慌てる必要はありませんが、血など混じっている場合はすぐに動物病院に連れて行ったほうがいいです。
また、普段と顔色が違ったり様子がおかしい場合も、すぐにフードを上げるなどの対応をしてあげましょう。
何度もいいますが、ファスティングをしたり、フードを我慢させるのは、健康状態の犬猫に限ります。水は常に新鮮なものを飲めれるような環境にしてあげることが大事です。
飼い主さんの意識がとても大事です:
上記のことを実行するには、飼い主さんの意識を変えることが大事になってきます。食べムラや選り好みが合った場合、常に食べれるフードを探さないといけないですし、缶詰などの柔らかいフードは歯石が歯全体に付きやすく、必ずケアをしないと歯がなくなってしまうことすらあります。
そうならないためにも、カリカリのドライフードをなんでも食べてくれるのが、栄養素、コスト、与えやすさなど考慮しても一番理想的なフードになります。
最後に:
トリミングサロンで来店されるお客さんで、9頭プードルを飼ってる方がいますが、偏食でセミモイストタイプのドッグフードしか食べず、9歳で歯がほとんど無くなってしまい、硬いものが食べれなかったり、歯がないので舌がずっと出た状態になり、口周りに汚れが付きやすく臭いもきつい可哀想な子もいます。
そうならないためにも、食べムラや偏食はなくしたほうがいいと私は考えています。
以上、犬や猫の偏食原因は飼い主かも?好き嫌いが多くなる原因と対策でした。